脳梗塞後遺症予防。まさかの歯の細胞を使った薬開発中

いつ発症するか分からない怖い病気の一つとして、脳梗塞という病気があります。この病気は発症すると命の危険に関わるどころか、適切に対処しても後遺症を発症する恐れがあるなど、非常に怖い病気です。

そんな脳梗塞で一番怖い後遺症ですが、後遺症の抑制を行う薬をJCRと帝人が共同開発中とのことです。驚くべきはその材料で、なんと歯の細胞を使用します。

メカニズムとしては、歯の細胞を使うことで脳の細胞の炎症を防ぐ作用があり、それにより後遺症を防ぐという流れになります。脳梗塞で血管が詰まれば、脳細胞が壊れるのに加え、周辺の細胞にまで炎症が広がって、後遺症が残ります。しかし、この炎症の広がりを歯髄細胞で抑えることが出来るのだというのだから驚かざるを得ません。しかも、発症から数日後に薬を投与しても効果がある見込みです。

後遺症では半身不随、意識障害、言語障害などがあります。

そんな脳梗塞の後遺症を防げるというのは、かなり夢のある薬です。というのも、これは誰もが発症する可能性がありますから、早めに新薬が実装されれば越したことはありません。日本では年間50万人ほど発症しているので、家族や親戚なども含めると、日本人口から見ても全く他人事とは言えない疾患です。

社会福祉的な面でも改善の期待が持てます。脳梗塞では寝たきりになる人が多く、医療費を圧迫しているという福祉負担の課題がありますが、この新薬の開発に成功すれば、日本の社会福祉負担も大きく減らせる可能性が考えられます。また、後遺症によって介護が必要になるという家庭も少なくなるでしょう。社会的負担を減らすことにも繋がるので、ぜひ新薬の開発に成功してもらいたいものです。

脳梗塞だけではありません。早計かもしれませんが「炎症を防ぐ」という作用は脳梗塞以外の病気にも期待が持てることでしょう。

この新薬ですが、マウス実験にも成功しているとのことで、かなり期待がもたれており、臨床試験も2018年から始まる予定とのことです。

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